読書日記 『プラスチック・フリー生活』

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この本に最初に出会ったのは、去年の6月のこと。以下の日記に書いてある。読みたかったけど買わなかった。値段だけチェックしてある。なんかたまたま図書館で目に入ったから借りてきた。

 

karasuandusagi.hatenablog.jp

 

こういう本を読みました、と話すことは、それだけで要注意人物のような視線を集めるように感じる。極端な感覚かもしれない。でも、私が今まで生きてきた上で形成された感覚だ。だから環境問題に興味がありますみたいなことは人にはなかなか言えない。私の場合です。

 

スタンス

先に私のスタンスを書いておく。私はプラスチックのみならずゴミ全体を減らしたいと思っている。その理由は環境問題などのことも気がかりでないわけではないが、一番はゴミというものが醜いからだ。道端に落ちているのを見るのも嫌いだ。もちろん、触りたくないが、最近はたまーーーーーに拾うようにしようと思い始めた。あり続けるのが不快なので。

マンションの24時間捨てていいタイプのゴミ捨て場に、ゴミ袋が雑然と投げ置かれている光景も大嫌いだ。醜い。具合が悪くなる。もちろん虫も出ている。私は夜道で例の虫を発見する能力に非常に長けており、明るいゴミ捨て場ではその力は常人の数倍以上に達すると推測される。なるべく、掃除の人たちが仕事を終えた頃に出入りするようにしている。

ただ、人の行動に文句をつけ、私の価値観に沿って変更させる権利はないとも思っている。だから他人には何も言わない。なるべく自分はゴミを減らしたいと思っている。最近は、少しくらい人にそのスタンスを伝えてもいいかなと思い始めた。異端者か? と思われるんじゃないかと怖くて、レジ袋断って2円引きはちりつもだよ、と家族にも伝えてきたんだけどね。。

 

プラスチックの「毒性」について

プラスチックに関しては、よく話題になっていると思う。アカデミックな場所を去って時間が経過して論文を読む力も消え失せてしまった(もともと低かった)から、環境問題に対するプラスチックの悪さとかは、ぶっちゃけよくわからない。

ざっとこの本の記述を理解したところ。太字は自分用のテストに出そうな箇所。

プラスチックは可塑性に優れている。ということは色々な形にできるだけでなく、様々な添加物をくっつけて色々な属性を付与することもできる。しかし、可塑性に優れているので添加物はとれることもある。主にこれらの添加物が人体に対して有害な可能性があると著者らは指摘している。特に環境ホルモンの害が重要に感じた。

添加物の漏れ出す程度についてはよくわからない。微量なんだから黙って便利さだけを享受しろというのがプラスチック擁護派の意見。プラスチック減らしたい派は、環境ホルモンの毒性が用量に依存しないことを問題視している。これは大学の衛生の授業でやった覚えがあります。なんとか毒性となんとか毒性というのがあって、思い出せない。そしてこの区別が何回やっても覚えられなかった。が、原発事故後の放射線による健康被害とも関連していたので、そういうのがあったことは覚えている。

 

内省

正直この本を読むまでプラスチックが人体にそういう意味で有害とかは考えたこともなかったし、今も若干疑ってるよね。有害であるにしては我々の周りに当たり前のように存在しすぎている。こういう考え方が社会を悪くしているのでしょうか? レイチェル・カーソン以前は、DDTも同じように周りにあったのだろうか。

プラスチックのことで私の目に見えていた問題と言えば、マイクロプラスチックが環境中に飛散し、いまや遍在しており、人類を含む生物に蓄積しつつあるということ。これについては私には今もよくわからない。判断できる材料が手元に降ってこないし、探しに行くほどの暇も感じない。

ただ、不気味ではあった。今はまだ影響がよくわからない、という話も聞いていたので、変な怖さがある。それは今もそう。

でも、環境ホルモンに暴露する可能性については考えてこなかったな。そして、それは嫌だな。

 

BPAビスフェノールA)と言えば大学の衛生の授業でもやったけど、缶詰に使われていて、巻貝の性転換が発生し問題視されている。というのがテストに出る部分だった。知能が低いから、それは深刻な問題だ〜とは思ったけど、「教科書に載るほど問題視されたのでBPAはもう完全に禁止されている」と思ったし、「BPAをやめて別のにしたよ(内分泌撹乱作用がないとは言ってない)」みたいにごまかされるなんて思わなかったし、BPAにより「巻貝の内分泌が撹乱される」ということと人間の内分泌系は全く結びつかなかったね。

とりあえず頭の片隅に環境ホルモン汚染の可能性については置いておこうと思った。

 

気持ちベース

食品に直でラップ巻くのとか、タッパーが溶けてなんか析出してるのとか抵抗あるし、あとやっぱりゴミは減らしたいので、そういう気持ちでできそうなことはやっていきます。論理より気持ちベースで。ゴミを減らすことが誰かの害になるとは思えないので……

(追記:ただ気持ちオンリーではいけないことはよく理解しているつもり。抵抗を感じる気持ちだけを尊重した結果が反ワクチンとかだと思う。判断は慎重にしたいが、どちらかというとできる範囲でプラをゆるやかに手放していきたいというのが今の気持ち。優柔不断だが、一応科学の教育を受けているので、可能な限り勉強し、勉強した範囲で、自分の力で判断したい)

 

フリーは無理なんだけど、できそうなこと

私は先日の日記でも書いたようにレジ袋をもらわないことは習慣化している。ペットボトルも極力買わない、が、どうしても炭酸がやめられず、たまに買ってしまう。食事はなるべく自分でつくり、パッケージが出ないように気をつけてはいる。マイストローもタンブラーも持ち歩いてるよ。ということで比較的やってる方だと思うんだよなあ。

今の段階で簡単にできそうなのは、

  • ネスプレッソをやめる(まあすぐできそう、もらったので使わんと……みたいな気持ちで使ってる。コーヒーはちゃんといれてみたい)
  • みつろうラップ
  • ステンレスの製氷皿?(シリコンの製氷皿で子供の離乳食冷凍してるが、ちょっと抵抗生まれちゃったな……ラップにつつんで冷凍とかは普通に抵抗しかなくてできない)
  • プラスチックのタッパー汚れてるし捨てる(ほーろーのもらったから不要)
  • クッキーを作るときにラップに巻いて冷蔵庫に寝かせるのがやだと思ってた。さらしとかがいいのか?

など?

結局よくわかんない日記になってしまったのでまとめ

プラスチックは内分泌撹乱物質の漏出が懸念されているというのがこの本を読んで一番の収穫。他人からの視線を恐れずに今後もアンテナを張っていろんなことをちゃんと理解するようにしたいです。

プラスチックは全然有害じゃないぞ! みたいな逆意見の本とかもあるなら読んでみたい。