読書日記その2.1 罵倒されたので殺したい

 

karasuandusagi.hatenablog.jp

前回の続きというか、考えたことがあったのでメモです。

 

twinavi.jp

はてブでこういうのを見た。いわく、人前で怒鳴ることは、その相手をひどく侮辱することであり、国によってはその日のうちに殺されてもおかしくないとか。

ツッコミどころはたくさんのブクマカさん(この前へんな増田を読んでから、「はてブッカー」という言葉が頭からはなれず、ブクマカという言葉がなかなか出てこなかった)(そもそもそんな言葉あったのか? ブクマカ? それはいったい……?)が指摘している通りで、このツイート群を信じて、へえ、そうなんだ、と思う理由はひとつもない。あるいは、オーストラリアやほかの外国では、怒鳴る上司は存在するが、怒りを買って殺されているのかもしれない。そのへんよくわからない。

 

怒鳴る上司とかそんないるんか? 日本にも。とか思うが、思い返すと普通にいた。怒鳴らないけど、人前で激しく叱責する上司はいたるところにいた。そういうやつのことだな。

たしかに、ありふれた光景じゃないですか。客として店に行ってさえ、目にすることがあるよ。

 

私は前回の読書日記で、ヴィトーリンがセリュコフから受けた侮辱について、「そんなにひどい侮辱を受けたようには見えない。描かれていないこともあるのかも」と書いた。お育ちのいいヴィトーリンは「失せろ」などという言葉をかけられたことがなかったのではないか、とも思った。

……と思ったが、書いてなかった。まじかー。書いてから1回けしたんだけど、書き直してなかったかー。ともかく、そう思ったんです。「ポショル(失せろ)」は、セリュコフによる侮辱の象徴として、繰り返し出てくる罵倒語。

 

ともかく、でももしかしたら、これが日本育ちの私の感性で、外国の人にとってみたら、呼び出しを食らってネチネチ言われて「ポショル」と投げつけられたら、それは十分すぎるほど大きな侮辱で、地の果てまで追いかけて復讐してやると思うに足ることなのかもしれない?

 

でも、思い返せば、ヴィトーリンが一緒に復讐を誓い合った仲間たちは、故郷に帰ったらそんなことは忘れて楽しい生活に戻る。ヴィトーリンのことは「まだそんなこと言ってんのか」とあしらう。

どっちにしろヴィトーリンはちょっとやばいやつだということだ。国は関係ないね。

 

ごちゃごちゃになってしまったけど、一番言いたいのは、はたから聞く分には取るに足らないとさえ思えるような侮辱が、人を復讐に駆り立て、人生を半壊させることも、ある、ということなのだよね。

 

チャンチャン