読書日記その4 『ラテンアメリカ怪談集』

くだらないこと書いてるので個々の感想だけ読みたい人は飛ばしてください!

 

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Amazonへのリンクは貼らないようにしている。本屋で買い物日記を読んでいただくとわかると思うんだけど、私は本屋が大好き。地元にいたころ、クレジットカードを持っていなかったのでAmazonを使えないなーと思っていたけど、読みたい本はたくさんあったので、いちいち取り寄せていた。加賀屋書店東通店には感謝しきりです。

 

私がインターネットで本を買うときは古本を買うとき。あるいは地元書店での受け取りができるHonyaClubを利用するとき。べんりだよ。Amazonのほうがべんりだよって、べんりなもの使わないのなんで? 変人? 頭おかしい? 選択肢をもってるひとが選択しなければ社会の変化に文句をいえないと思うから。でもふつうにAmazonも使ってます。本を買ってないだけで。でも多分頭はおかしいんだわ。ほっといて! ぷん!

 

で、古本はふつうにインターネット活用しています。本屋を逍遥して本をまとめて買うこともしばしばあるけど、「この本読みたい!」と思ったら、まずメルカリで探します。私には出版業界を支えたいみたいな気持ちはいっさいないから古本を買うことにも抵抗はないです。本屋が好きなだけなんで……。

 

ラテンアメリカ怪談集』は、もう読まないと思う。ちょっと状態が悪くなってしまったが、たぶん、このあと、古本屋に出す。この本を読むのに時間がかかったのは、面白いと思えなかったからだ。けど、つまらない本というわけではないと思う。というか、この小説群の出来について語れるほど、このジャンルに詳しくない。

対象がたぶん私ではない。もっとこの本を面白いと思える人は別にいそう。ラブクラフト全集に入っている、クトゥルーの神々が直接出てこないような、ある種俗っぽい怪奇小説を楽しんで読めるような人。そういった方におすすめ。

短編集というか、アンソロジーなので、ジャンルが合致していないと、こういうことになりがちだよね。

 

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 この前読んだ『ボルヘス怪奇譚集』の方が、やや幻想色が強い。こちらの方が好み。こちらはまた読みたいと思う。

 

個々の作品の感想

ジャンル素人なりに少し語ります。

 

・「火の雨」

この本のなかで題材は一番好きかも。でも書き方がスケッチっぽくて、なんとなくもったいないような感じがした。最初はポンペイかと思ったけど、出てくる地名からしてたぶん、ソドムかゴモラの崩壊を描いた作品。

・「彼方で」

江戸の浄瑠璃かなんかだと言われても信じる(かもしれない)。日本人好みしそうな幽霊譚(?)。

・「円環の廃墟」

私はこういうのはからっきしダメです。

・「リダ・サルの鏡」

ラテンアメリカ感が強くて小説として一番読み応えがあったかも。貧しい給仕娘リダ・サルが金持ちの息子に恋をして、おまじないを目の見えない男に頼む。この男が目が見えないから触らないとわからんのじゃ〜とか言いながらリダ・サルの胸を触ったりして、リダ・サルはふつうにやめてよって言いながらもまじないの準備が整っていくのや想い人に近づけたりするのを喜んでたりするのが底辺感あってすごく作品的にはよかった……

せっかくラテンアメリカ感の小説を読むならその土地の感じを味わいたいんだな私は……と読んでいて思った。オチはベタかも。どうだろ?

・「ポルフィリア・ベルナルの日記」

主人公がイギリス人。そのためか、ちょっとイギリス的(?)。『ねじの回転』をめっちゃ思い出した。題材はどこかで見た感じがしつつも、なんとなくすっきりしない、理解できない部分があるのが賛否両論かも? 個人的には賛寄り。

・「吸血鬼」

ちょっと俗っぽい吸血鬼の、かなり俗っぽい小説。このジャンルっぽさという点ではピカイチかもしれない。偏見だったらすみません。全く高尚なところのない作品。愛好家にはたまらんのでは。

・「魔法の書」

キリスト教的文学モチーフ「さまよえるユダヤ人」を知らないと何も理解できない作品。そしてこのモチーフになじみがないと感動も薄いと思う。

・「断頭遊戯」

中国モチーフ? のちょっと大河ドラマっぽい??? 話。面白いところがひとつもわからなくて苦痛だったけど最後の断頭の光景はちょっと幻想的で良いかもしれない。

・「奪われた屋敷」

怖い話読むならこういうのがいいです! 総合的に見てこの本の中で一番好きだった作品。解釈の余地があって、その余地の作り方がよい〜〜!!! 好き!

・「波と暮らして」

本当に波の女と暮らす男の話。思考実験・表現実験的なものを感じた。

・「大空の陰謀」

早い話がD4C。ほとんど流し読み。カルタゴとか突然出てきて妙に絡んでくる。

・「ミスター・テイラー」

誤解を招くかもしれないけど、ちょっとヴォネガットっぽい。悪趣味でブラックな小品。好きな人は多そう。

・「騎兵大佐」

これも「吸血鬼」と同じ感じの、俗っぽい怪奇小説。主人公がなぜそんなに強いのかが不明。

・「トラクトカツィネ」

幻想的で美しいホラー。「奪われた屋敷」と同じ感じでかなり好きです。そして普通に怖い。これが2番目かなー。ただ、メキシコの歴史などをよく知らないので、完全に理解できていない可能性はある。

・「ジャカランダ

いい感じっぽいのだが、つまりどういうことだってばよ!? となり、読み返す気力もなく本を閉じてしまった。このへんになるとちょっと疲れててあんまちゃんと読めてなかったかも。

 

そして何より、編者あとがきがやばい。やばすぎる。アンソロジー各作品の作者を召喚して座談会をさせるというあれ。でも澁澤龍彦もサドを召喚してこの手のことはやってたしな!? このくらいは耐えるべきなのか?

雑記 7/12

アイナナセカンドライブリユニオン最高だった。1日目はライビュ(孤独)。2日目は現地。1日目、星屑マジックのアバンで絶叫してしまったが、演奏中の映像はほとんど画面に写ってなくて、それでもちょいちょいアニメカットが挟まるからやべーぞ! やべーぞ! と叫びながら2日目友達と合流。現地で星屑マジックが始まると全然予期してなかった致死級のカットが次から次へと繰り出されるから普通に崩れ落ちてしまった。ひざぶつけた。

 

個人的な話、私はキャラの歌を聴いた時に声優の顔を思い出すのが嫌だからあんまキャラっぽい振る舞いはしてくれなくてもいいです。ていうかしないでほしいです。ただキャラからのメッセージがあるなら伝えてくれると嬉しい。まー少数派なんだろうな。ファンサとしてのキャラの声での演技は普通に嬉しい。

 

ファンのマナーみたいなのはひどかった。

などなど。いいことはtwitterにいっぱい書いたけど、あまりあっちにネガティブなこと書きたくないから……というわけでここに。

 

SEKIROも読書も全然できてないです。なかなかあかちゃんから目が離せないね。

しかし、リユニオン後人生をがんばりたい気持ちが高まったので、毎日をただ過ごすだけじゃなくて、未来に繋がるいろんなことしていきたいね。

セブンイレブン お別れとか

お別れが連続してしまった;〜;

 

私の故郷、秋田県にはセブンイレブンがなかった。私が秋田を離れて久しぶりに帰ってみると、イトーヨーカドーセブン&アイホールディングスに飲まれていた。まあそういうわけであまりセブンには愛着がなかったが、都会のものという印象はあり、ほのかな憧れはあったのかもしれない。

 

私が上京したとき初めて銀行口座を作った。駅前にあった東京都民銀行だ。東京ではメジャーな銀行なんだと思っていたんだ(地銀が強い田舎出身者の考え)。今はきらぼし銀行になった。この銀行から手数料無料で引き出せるATMがセブン銀行のATMだ。セブンは私にとって重要な存在となった。

 

アイドリッシュセブンに激はまりした。アイドリッシュセブンはセブンなので、セブンとは相性がいい(?)。キャンペーンも何度かあった。クリアファイルがもらえるやつとか、限定のnanacoカードとか。コピー機を使ったキャラマイド印刷も楽しい。コピー機がお札使えないのは不便だった……。

 

セブンにはおいしい独自商品がたくさん売っている。先日もATMを利用しようとセブンイレブンに入ったら……なんと……バニラコーラが売っていた!!!! バニラコーラが売っているだけで、日本より優れた地位にあると言える、マレーシアという国もある。このブログも、バニラコーラのことを書きたくて始めたと言っても過言ではない。まだ書いてないだけ。

 

アカチャンホンポやネットスーパーが使えるオムニセブンの可能性も感じていた。chromeで利用しようとするとログインしてるのにログインしろ!!!! と言ってくる無限ループにはまったりしてちょっと使いづらかったが……(キャッシュは消してもすぐまたはまっちゃうんだよ)

 

でも最近になってセブンイレブンに対する信頼感はおちおちのおちだ……

 

コンビニオーナーが搾取され、るのは、まあまだわかる。日本全体が立場の弱いものを搾取するようになっているからだ。セブンだけじゃない。わかりたくないけどね。だが、声をあげても、要望を提出しても、死んでも、セブンは救済しないということが明らかになった。

 

そして、セブンペイのこのありさまだ。失敗それ自体は許されよう。でも、回避できる失敗だったんじゃないのか。人々の報告を見ていると、そうとしか思えない。そして、二段階……認証……? である。私は、ドン引き、してしまった……

 

世の中に程度の低い会話はあってもいいし、詳しくない分野があってもいい。でも、大きなグループ企業の記者会見、みたいな場には、相応の知性が存在していてほしいし、もしそういうのがあったなら、当然セキュリティのことが問われることが予想されるし、その質問に細かいところまで答えられる人がその場で答弁をすべく待機しているはずなのだ……

 

そういうわけで私はオムニセブンに行き、7iDを退会した……。

さよなら、セブン……

あした、余ってるナナコのチャージ使い切りに行くね。

 

 

退会した後で、そのまま退会してもクレカ情報や個人情報は残ってるかもしれないからグシャグシャに書き換えてから退会するとよいぞ。という話を聞いてもーしらんわーこっちは素人なんだよーたすけてくれよーというきもち;ー;

ドコモ お別れとか

15年契約していたドコモを解約した。さよなら。お別れだ。

乗り換え先はLINEモバイルです。コミュニケーションフリー3GB。

 

昔は、ドコモといったら田舎の方でも電波が立っているというのが強みだった、と思う。最近はそんなシーンに出くわすこともめっきりなくなった。15年契約していて、愛着はあった。だが、ドコモで良かったこと、というのがそれ以外に思い出せない。

毎月の携帯料金は7000円ちょっと。データ利用量はだいたい、毎月3.5GB。家にwi-fiが飛んでいるし、外で動画を見たりとか、しないので。

私の基本的な性質についていえば、愛着そのものに対してお金を払うことには、むしろ積極的なタイプだ。好きなものにお金を使いたい。この感情は趣味などの能動的な「好き」だけでなく、日用品などの、お金を払わざるをえないような消極的な対象にもはたらいている。すべてのものに納得してお金を払いたい。

だから、日本の通信事業を支えるNTTドコモに対しても、誇りを持って毎月7000円を払えたはずなのだ。

 

家族だから、見捨てられない。ずっと付き合っていた男がどんどん変わり果てていくのに、高校生の頃の幸せだった二人の思い出が邪魔をして、切れない。そういう感情は、世の中にあると思う。そういう優しいはずの感情が、私は、世の中を悪くしているのかもしれない、と思ったりもする。

大げさな話ですみません。

 

ドコモに「長年契約している」以上の愛着を見出せなくなったのは、ここ最近のこと。

まずは、格安SIMの宣伝などを目にするようになり、料金診断などで、露骨な値段の差を思い知った。ちなみに、乗り換えもLINEモバイルだけど、格安SIMを意識するようになったの自体が、LINEモバイルの宣伝による。LINE経済圏に取り込まれている自分を強く意識する。

契約者がたくさんいて、長く続いているドコモだからこそ、料金は安く抑えられるはずなんじゃないのかなあ……? という疑問は今もある。業界のことをなんにもしらないから、これを批判のタネにするようなことはできないけれど。

LINEモバイルの料金診断は何回もやった。ドコモの、今後変わる料金体系に基づいた診断も、何回もやって吟味した。2年縛りとかいうおぞましいルールの、異様に高い違約金を払っても、2ヶ月程度で元がとれる計算だ。

毎月5000円以上が浮くことになる。非課税所得が5000円増えたような気持ち。す、ステラストーンを、買う。子供を育てながら在宅で細々した小遣い稼ぎをしている私にとって5000円は……大きい。

 

もう一つは長年契約している恩恵を感じないこと。

dポイントプログラムの会員ランクは最高位です。それがなにか? という感じ。普段使わないし、もっと、携帯料金を払っているだけで鬼のようにポイント貯まるみたいなのを期待してしまうんだけど、結局、全然つかない。今調べたら最高で1000円につき100ポイントの還元率。つまり7000円だと700円ついて、それを値引きにつかったら携帯料金が6300円になるのだが、全然お得を感じないでしょう。1200円の携帯料金で済んで5000円手元に残る方が使い道も豊富だ。

あとは知らない間に3000p、期間・用途限定のポイントが付与されていた。これも最高ランクの恩恵っぽい? 無印で収納用品を買うのに使った。というか、契約を見直しているときにこのポイントに気付いたのだが、あやうく消え去るところだった。

 

もう一つは、今の期間限定ポイントに関する話の続きにもなるが、制度が複雑で、調べないとわかりづらく、受けられるはずの恩恵を受けそびれたりしがちなこと。

こういうのは公的制度だけでいいですよ。私はドコモの携帯料金を確認するのにMy docomoをチェックしたりはしていたが、契約について見直そうとしなければ、「子育て応援プログラム」なるものについて知ることはなかった。

登録すれば、12歳になるまで、ちょっとした恩恵が受けられるそうです。といっても大した恩恵ではないのだが、毎年3000pもらえるというのはちょっと嬉しい。生まれる前に登録しておいて、生まれた月からもらえるらしい。知ってたら使ったなあ。ドコモユーザーのパパママの間では常識なんです? これは?

そして料金制度もプラン名が意味不明でわかりにくいし、利用量に応じて金額が変動するというのもわかりにくい。ギガライトとかポケモンみたいだ。

 

ドコモショップのやり方も気に入らない。

かなり前だけど、ガラケーからiPhoneに乗り換えたとき、いろいろ初月無料のアプリを入れることになった。そうすると受けられる恩恵があるというので(中身は忘れたが)。私はまだ若く、理解力も追いついていたので、その月のうちにせっせと解約に励んだが、これがうちの親だったら、やり方がよくわからなくて、毎月使いもしないサービスにお金を払い続けることだろう。

MNP予約番号をもらいにいったとき、90分待ちです、と言われた。はーいと素直に聞いて座ってたら15分くらいで呼ばれた。早いからいいんだけど、雑では……?

紙を大量に渡されるのもなんだかなあ。まあこれは仕方ないかもしれないけど。

 

などなどの細かい不信感が募っていって、ついにドコモとお別れした。長く続けていたことをやめるのには、ちょっとした罪悪感があるものだが、これに関しては全然ない。やめてよかったと思う。

LINEモバイルLINEモバイルで、爆散しないかな……とかの不安はあるんだけど。(LINEが事業拡大を強気にしすぎている気がするので……)でも色々な方面で、なし崩し的にではあるがLINEにお世話になってしまっているのは確かだし、しばらくは愛着も持てることだろう。

 

そういうわけです。さよなら。

 

読書日記その3 『ボルヘス怪奇譚集』

 

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 6月2日に書泉で購入した本です。この時の日記にも書いたがボルヘスは何も読んだことがない。『幻獣辞典』という本のタイトルは何回もみたことがあってそれと一緒に名前を覚えていた。幻想小説の書き手という理解でいいのかな。

タイトルは『怪奇譚集』だが、ホラーというわけではなさそうだ。朝吹真理子先生の解説の2行目にも書いてある。この解説の1行目は帯にもあっていわく「ベッドサイドに置いてあると間違いなく眠れなくなるから、安眠したいひとはこの本を手に取らないほうがいい」。これも怖くて眠れないという意味ではなく、どんどん読んじゃってねむれねえ〜という意味だと思われる。

横道だけど、朝吹真理子先生は、存命の日本人作家で数少ない大好きな書き手です。

横道から戻ります。怪奇の「怪」よりも「奇」が大きい短編集だった。あまり詳しくないけど、ラヴクラフトっぽいかも。怪奇小説ってラヴクラフトしか読んだことない。

→追記: やっぱり、ラヴクラフトっぽくはないかも。ていうか、この軽率な記述、本当にラヴクラフトしか読んだことない弊害が出てる。

 

1本は長くても6ページほど。2行くらいで終わるのもある。ボルヘス(と共著のカサーレス)が書いたというわけではなく、二人が集めたアンソロジー作品。なおさら、タイトルはこれはどうなの? という感じがしてくるね。でも、こっそりと、引用のていで、二人の創作が挟まれていたりするらしい。楽しそうな編集活動だなっと思う。

どこかで聞いたことがある話も入っている。「死神の顔」がそれ。あ! この話しってる! と思った。カフカやポーからの引用もあり、読んだことある人はあ! となるかも。

短いお話がポンポン出てくるのはよい。とてもよい〜。ダンセイニ卿の本が好きなのですがそれに似ている。稲垣足穂の『一千一秒物語』も近いものがある。

 

そして今朝、昨日の買い物日記でも書いたけど、物語の類型とか、パターンとか、そういうの大好きなんだ。

 

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 果物ひとつの中にモンスターの一集団の魂が収められていて、それを破壊すると彼らはみんな死ぬ、という話がふたつ入っている。それは、そういう伝承が昔からあるんだろうなってことを思わせるよね。どうしてそれが生まれて、語り継がれ、一般化してきたんだろう。と考えるとすごい楽しい、ロマンがある。

インドの神格は自分を増やして同時に存在できるとか。(遍在者)

ボードゲームの結果が現実の戦争に反映されるとか。

 

怪奇小説っぽいな! と思うのは「いかにしてわたしは超人を見つけたか」。じゃっかんSFみもあります。怪奇っていうかコズミックホラーみを覚える。

 

好きなのは「夢」「汽車」といった、なんだろう、どっか救いようのない感じの話。

「ふたりの王とふたつの迷宮の物語」もいい。童話みたいで子供に語って聞かせてもいい。

 

 

よく意味がわかんないのもあった。

などなど、どれもとても短いのだが、1本ずつその物語についてじゅうぶん語ることができる。短いというのは密度が高いということ。物語の芯だけがあるので、長さに反して読むのには時間がかかる。意外なくらい時間がかかる。

カタログのようでもある。小説家や脚本家を目指す人は、これを片手にリライトしてみる訓練もありなのかも。

テーブルの上に出しておいて、占いのように開いて1本読むのも良いね。

 

これからも折に触れて楽しめそうな本。

 

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本屋で散財日記 R010625

出かけたついでに本屋に行った。ついつい。浜松町の文教堂だ。私は大学生時代、浜松町に縁があり、ここもちょいちょい訪れていた。どんな本屋にも特色がある。ここは面積が大きく、客層はビジネスマンが多いと思われる。ビジネス書や雑誌が豊富に置いてある。

いい本屋さんは、うろうろしているだけで楽しいし、色々なことを学びたくなる! 浜松町の文教堂も、並べられた最新のビジネス書を見ていると、読んで世の中のトレンドを学びたくなる。資格試験の本も多くて、勉強してみたくなる。文芸雑誌が豊富で、こういうのもあるのかってわくわくする。

それでこの前の本をまだ1冊も読み終わってないのに買い物をしてしまった。

 

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それでも昔は本屋に行けば1万円は使っていた……その頃に比べたら今日の散財なんてかわいいもんだ。けど、使いすぎだし、身が削られているのは確か。。。記録することで戒めとする。

いちおうフィクションは積みまくってるのでそうでないのを選びました。

 

宮本常一『山に生きる人びと』

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知らなかった本。河出文庫が好きだ。っていうフェアをやっているようなので、河出文庫の中から選んで買いました。

「山の暮らし」、「漂泊民」という二つのキーワードが私の心を惹く。中学〜高校の頃は民俗学に興味があり、関連の本を何冊か読んでいた。母も好きだったのか柳田國男の本など読んでいて、少し話ができた。大学は民俗学を勉強したい、と相談したら、もうそんな学問はない、と言われた。あるけど、柳田國男のようにフィールドワークをして習俗を収集して考察するようなのは終わってるよと。そして民俗学では食べていけないよと。

果たしてどうなのかは知らない。でも当時に六車由実先生の神、人を喰う 人身御供の民俗学』という本が出版されて、読んだから、学問はあった。ていうか今調べてびっくりしたけど、このかた今は介護事業をしているんですね。

エレンディラ』を楽しく読んだのもそのひとつの性質なのかもしれないが、私は地域性を感じる小さな物語が好きだったり、物語を類型化したりするのが好きだったりする。それは中高時代に少しだけ触れた民俗学のやり方に影響されているのかもしれないですね。 

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 885えん。

・三木成夫『内臓とこころ』

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知ってはいた本。表紙の絵が印象的ですよね。内容は知らなかったし、後ろの概要を読んでもよくわからない。フィクションなのかノンフィクションなのかもあんまりよくわからない。

「育児・教育・保育・医療の意味を根元から問い直す」と書いてあったので、子育て中で医療職である私はちょっと通じるものがありそうに感じたので買ってみた。

885えん。

 

・(問題集)頻出度順 漢字検定1級

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そう、せっかく子育て中で家にいるし、勉強しよっかなと思ったんだよね。。漢字検定は高校のときに準1級をとって、そのあと1級は何回か受けたけど落ちた。そのまま高校を卒業したらもう受けなくなっちゃった。

漢字検定に関しては、賛否両論あると思う。私は、新しい言葉や漢字と出会うきっかけだと思っている。問題集の正誤を鵜呑みにしたり、原典に当たることをしなかったり、という人には、不向きな試験だと思う。知性レベルを逆に下げると思う。

ということを、漢字検定1級に合格してから論じられたいのよ(私から論じる気はない)。

漢字検定に関しては正の思い出があって、それで好感度、信頼度高めなのかも。子供の頃、母が勉強していて、なんども落ちて1級についに合格していた。子供に勉強している親の姿を見せたかったんだって。そのスタンスは学んでもいいなって母になった今おもうよ。まあ、まだあかちゃんだから、今回勉強している背中は見せられないけど、あかちゃんが勉強する年頃になったから親もそれを促したくて勉強を始めるみたいなのは、底の浅さを見透かされるからね。。

ちなみにこの問題集は「毎年改訂」を売りにしているけど、ほんとこれ重要だと思う……ていうかほかの問題集は問題をもう覚えちゃってるし……

1566えん。

 

・『まる さんかく ぞう』

shop.100orange.net

絵本コーナーで目をひかれて、ぱらっと開けて即決した。。。これはすごすぎる。。。昔ニコニコ動画で流行った「男女」を思い出すのは私だけだろうか。

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これ。今、太郎さんは、岡山に移住してデニムを作っているそうです。六車先生もそうだけど人生いろんな転換点があるね。

 

まる、さんかく、ぞう、その他いろんなモチーフがただ適当に積まれるだけ! オチもなにもない! かわいい! マグネットが付属しているからオリジナルの積みもできるよ。

ちなみにあかちゃんはよくわからない様子だったけど、「かお」をめっちゃ叩いていた。やっぱあかちゃんにとって「かお」は叩くものなんだ。(遠い目)

文教堂浜松町は、絵本コーナーはそれほど巨大というわけではなかったけど、年齢別におすすめの絵本が並んでいて選びやすかったよ。本屋さんで絵本を見ると、「これはうちの子には早いかな?」というのが開けてみてみないとわからなかったりするから、こういう風にしてくれるとありがたい!

928えん。

 

総額4221えんなり。ほかに読みたかった本

プラスチック・フリー生活 今すぐできる小さな革命 | NHK出版

これは2160えんだった

 

医療系の本は看護ばかりだった。浜松町は医学部や薬学部も近くにあるのだが……ていうかこれは偏見かもしれないけど勉強に役立つ本が本屋さんで買えるのは看護師ばかりな気がする。。薬学系の勉強に役立つ本は少ない、アップデートされにくい。一般書で勉強しようと思うなってことかあ。でも雑誌もみつかんなかったなー。

 

以上です。